自分を立ち止まって観たい時に、時々開く本が何冊かあります。その中で今回選んだ本でパッと目を引いたのが「幸せが向こうやからやってるのはこんな人」という太文字のタイトルで始まる章でした。
なんと魅力的なタイトルでしょう。お手軽な日頃の心構えとか伝授してくれるのかとおもいきや、いきなりこんな書き出しが・・・
「幸せになりたい、幸せになりたい」と執着しつづけると、幸福は逃げていく。そのための「自分磨き」や占いの結果が気になる傾向なども幸福を遠ざける。「あれが欲しい、これが欲しい」と、欲しいものばかり考えていると、手に入らなくなる。
むしろ自分の人生で大切だとおもう価値(ミッション、使命でもいい)を大事にし、心から楽しんで出来るものを見つけ(オープンマインドでいる方が出逢いやすい)、我を忘れて何かに夢中になっているときに、その結果として「あぁ、いま幸せだなぁ~」と思える状態がやってくる。
・・・と、書いてありました。ごもっともです。いやいやそうお手軽ではないです。
こういうことがふっと湧いてくる人もいるかもしれないけれど、やはり沸いてきやすいタイミングというか、気づきやすい環境というのがあると思うのです。
その一つが自分だけのための時間を設けること。
これはまわりの人に気を配ったり、社会的な役割を果たしたり、日々の雑用をこなす時間とは別の時間です。
できれば、不可抗力(事故、大病など)で自分の時間がいやでも生じる機会が巡ってくるよりも、自分で「意図的に」一人になれる環境を設けたいものです。
お気に入りの公園のベンチ、好きなカフェの席、スマホを脇において、自分だけのための時間を設ける。
最初は雑念が湧いたり、落ち着かないこともありますが大丈夫。じょじょにそのモードに慣れます。
ゆったりした状態を脳は喜んでいるはずです。呼吸がゆったりすると魂もきっとホッとしているはず。
幸せはゴールとして求めるものではなく、結果として訪れるもの。いかがですか?過去にそのような体験はありませんか?
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
(参考文献「不思議なくらい次々と自分に奇跡を起こす心の魔法40」諸富祥彦)
★お知らせ:4月13日(日)立ち止まって観るワークショップを開催します
田園調布せせらぎ館 13:30-16:30 5000円
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