こんにちは。
今日も立ち寄ってくださいましてありがとうございます。
今回は、自分が話す前や最中のあのもや~とした、あのはっきりしない感じが実はとても大切だということについて書きます。
ところで普段あなたはどんなふうに人と話しますか?あいさつ程度のおしゃべりではなく、何か人に自分の思いや気持ちを伝えるとき、どんな話し方をしますか?
事前に話すことがはっきりしていて、それを順番に口から発する人(プレゼンテーションではこのケースが多い)、考えながら自分の中の感触を探りながら話す人など、色々なクセや傾向があります。
わたし自身、自分がどんな話し方をしているのか、よく分からないですが、相手が私の話している途中で話し出したり、私の言いたかったことを先取りして、まるで「あなたの言いたいことはこれでしょう」的にまとめようとするとがっかりします。そしてなんだか悲しい気持ちになって、もうその人に伝えることを諦めます。あ、家人に対しては「最後まで言わせて!」と怒ることもありますが(笑)
実は相手に話ながら、自分の内側では大切なことが起こっていると思うのです。内側で感じていることや思っていることにより近い、ふさわしい表現や言葉を探っています。そのときは、なんとなくもや~な感じがします。(私は相手に話しを遮られたとき、そのプロセスを邪魔されたと感じるみたいです)
感じていることの中には身体の感覚(腑に落ちる、鳥肌がたつ、胸がキュッと締め付けられる等)も含まれるし、これまで一度も言語化したことのない感覚や感情や思いもあります。
つまり内側ではものすごいことが起こっている訳です。「もや~」だけでは表現できない言葉になる前の世界があると言ってもいいくらい。
それを自分の知っている言葉だけで表現しようとしている訳だから、時に時間がかかって沈黙になる。あるいは「うー」とか「あー」とか「はぁーー」という音?が漏れる。(そういう意味でも本などを読んで語彙力を上げた方がよいのでしょうね。と自分に言い聞かせています)
今回伝えたいことは二つです。一つは、自分が思ったように話せなかったと思う時、がっかりする必要はないということ。内側で感じていること、思っていることは確かにあるのだから。
そして二つ目。相手の話を聞くとき(保護者、先生、上司、先輩、カウンセラー、コーチほか、他者支援者として)言葉になる前の状態にも意味があり大切なことが起こっていることを知ること。そして、相手が安全で安心だと感じる環境を聴き手が提供することが大切です。
今日もゴキゲンな日をお過ごしください!
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