時間があることの幸せ

最近わたしが出会う人みんなが口々に「もう4月も終わりだ」「時間がほんとうに早く過ぎる」などと言います。遅いか早いかはわからないが確かに時間は流れていく。

このあいだ面白い動画を見ました。男の子の顔が画面中央に大きく写っている。じっとみていると、ほんのわずかずつだけれども男の子の顔が変わっていく。

どう変わっているのかが分からないほど、微細な変化が起こってる。しばらく画面を見つめていると、幼かった男の子の顔が10代、20代、30代、40代、50代の顔に変化している様子を自分が見ていることに気づかされる。

正直にいうと年齢を重ねた顔よりも、若い頃の肌の張りのある顔のほうがいいけれども（笑）、時間の存在を意識させられる。

朝、太陽が昇って夕方太陽が沈むまでに必ず時間がある。そして再び朝日が昇るまでにさらに時間がある。朝の直後に夜はこない。二つの自然現象の間に間がある。昔の人はその間を小さく刻んで、誰が見ても客観的に計ることのできる「時間」というものを創った。

こうしてみると、時間の存在が際立つ。時間に対して受け身になるだけではなく、ちょっと能動的な姿勢にもさせてくれないか？

誰かと言い争いをしたけど、後でその人との誤解を解いて和解をする。大切に思う人に対して、好きだ、愛していると伝える。思ったようには上手くいかなくて落ち込んだけど、後で思い直してもう一回やってみること試みる。

何らかの理由で別れなければならない人に、別れを告げる。出会って嬉しい人に素直にその気持ちを伝える。

これらすべて時間があればこそ出来ること。
いつかは時間のなくなる時がくる。
それは私たちが死ぬとき。
そしてみんな必ずこの世からいなくなる日が来る。

あなたは時間をどのように使っていますか？
あなたはどのように使いたいですか？

きょうも地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください。