今月の「立ち止まって観る」ワークショップでも紹介した、面白いリサーチ結果がある。
自分のキャリアに満足し、幸福感をもっている人たちに「どのようにしてそれを達成したのですか?」と質問をすると多くの人が「たまたま」とか「偶然」という言葉をよく使うことが分かった。(クランボルツ博士 教育心理学者)
目標を掲げてそれに向けて一生懸命に努力をしたというような内容を期待していただけに、驚いたようだ。(もちろん努力はしたはずだが)
そして彼らに共通していたのは、何事に対してもオープンマインド(心が広い・頭が柔らかい・開放的・偏見がない)だということ。
さて、このオープンマインドはとても魅力的だ。
自分もそういうマインドでいたいが、どうすれば良いのか?
ありがたいことに、クランボルツ博士は次の二つの問いを自分にすることがオープンマインドになることの助けとなると言っている。
「今わたしの人生で起きて欲しいと思っている偶然の出来事は何か?」
「そんなラッキーに出会うために今自分にできることは何だろう?」
何でも試したいわたしは、さっそく自分に問うてみた。まず感じたのが、特に二つ目の質問を自分にすると、気持ちが軽くなり、目の前がパーっと明るくなることだった。
そしていつもだと行動するまでおっくうモードになるのに、不思議と足取りが軽い。ああしよう、こうしようとアイディアが浮かぶ。そしてその状態が楽しい。まるで魔法の質問みたい。
具体的に起きたことをいくつか紹介すると、友人にメールを送ったことがきっかけで10年ぶりに昔の会社仲間と急接近!(以来ほぼ毎日ラインでおしゃべり)数ヶ月間、借り手が見つからなかった小さな不動産物件(私のではない)の借り手が見つかった。疎遠だった親戚と数年ぶりに会い、家族みんなでいい時間を過ごすことができた。
先ほどの問いがなくても、ひょっとして結果は同じだったのかもしれない。でもこの問いかけがあるおかげで、よりスムーズに軽やかにことが進んだ気がする。
この二つの問いをすることで失うものはない。時折、自問自答するとよいとのこと。ポイントは肩に力を入れないこと。よかったら、試してみてください。
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
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