航海に出る船には進路を測るための羅針盤があります。
羅針盤があるから目的とするところに行ける訳です。
私たちも内側に心の羅針盤を持っています。おそらく、生まれた時から自分の心が、魂が喜ぶことを知っている羅針盤が備わっているのではないだろうか。
心の羅針盤は自分の人生という旅のおおよその方向を示してくれる。だから心の羅針盤をもっと信頼し、大切に扱いたい。そう思います。
一つ注意したいことがあって、それはその羅針盤が本当に自分の心が喜ぶことを示しているのか、それとも自分の外側にある社会や家族や習慣ほか(性別、年齢、生い立ちなど)の影響を受け過ぎてはいないかを見極めなくてはいけないことだ。
「こっちの方向に向かうことが、一般的だ、常識的だ、評価もされるよ」と耳元でささやいてくる。ここは自分の心が、魂が喜ぶことを優先して大事にしたい。
自分の心が、魂が真に喜ぶこととは、あなたが真に幸せを感じること、あなたの心がわくわくすること、時に誇りさえ感じること等が含まれます。
「そんなのこと最初からは分からないよ」と言う人がいるかもしれません。確かにそうかもしれない。だからいろいろ違う形の船に乗って、いろんな海や河に船を出してみる経験も悪くない。船に無理に乗せられちゃった!という体験も悪くない。
「自分で考えるより、友人、先輩や会社の上司に聞いた方が早い」と言う人もいるとおもう。確かにそうかもしれない。特に若いときは、参考になるようなことを聞けるかもしれない。ただし、あくまでもその人達の意見であることを忘れないこと。
「そんなこと言ったって、食べていけなかったらただの夢だよ」と言う人もいるかも。確かにそうかもしれない。だから生活するための仕事と、心が喜ぶことをする時間を別に持つことも現実的かもしれない。
いずれにしても、心が、魂が喜ぶことをもっと大切に扱いましょう。植物を育てるようにそのことに日の光とお水をあげましょう。
そんな時間ないって?
好きな本の一ページを読むことでもいい。
小さなメモ帳に一日一枚絵を描くことでもいい。
いつもと違う道を通ることでもいい。
好きなものを食べることでも、
友達を想うメールを送ることでも、
心の喜ぶことには大きなものも小さなものもないです。
あなたの心の羅針盤の示すものがあなたの人生の旅を導いてくれます。
そのことをもう少し信頼して、人生という旅を、航海をいっしょに楽しみましょう!
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
いつもありがとうございます。
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