こんにちは。
今週の月曜日から水曜日まで、山梨県は北杜市にある保養施設でリトリートのブログラムをパートナーと行いました。
芝生で寝転がりながら空を仰ぎ、鳥やヒグラシの鳴き声に耳をすまし、そよ風が運んでくれる草木の香りを嗅ぎながら過ごしていると、身体もたましいも喜んでいることを実感します。
それぞれに違うバックグラウンドを持った参加者との出会い、様々なワークと対話を通じて起こるお互い同士の化学反応に心動かされます。
中でもわたしは「ソロ」というワークが印象に残っているので、その体験をシェアしたいと思います。しばらく一人で園内で過ごしながら、引いたカードに記載された言葉に意識を向けてみるワークです。
わたしのカードには「手放す」という言葉が。パッと見た瞬間はただの文字。でもそのうち、自分の中で対話が生まれたんです。
最初はわたしの小さなクセを手放せばいいじゃないんじゃない?!とメッセージ??みたいなものを感じました。わたしは神経質な時、指の甘皮をいじるクセがあって、めくれてしまった甘皮をよく爪切りで切ります。(バックの中にいつも爪切りを忍ばせてます)
でもこの時は爪切りで切らなければならない、というやや強迫観念的な思いを「そうだ手放そう!」っておもい、そうしました。すると身体の力が抜けるのがわかり、気持ちが楽になったんです。
さらに園内を歩きながら、家族のことで気になることや自分のライフワークのことで気になること、気になる人との関係などなど、次から次と浮かんでは、それを手放す感覚を味わいました。
そうすると高揚感がどんどん増して、気分も楽しくなってきます。本当にどんどんゴキゲンになっていったんです。
リトリート終えて数日たった今もその感覚はあります。日常生活で何も変わっていないけれども、おそらく私の中では、様々気になる対象との間に「間」というか「隙間」がすこし出来たのだと思います。
頭では理解している(と思っている)ことを日常と離れた自然の中で、体感できたことは、本当にありがたいことです。
この「ソロ」というワークは、何も遠くに行かなくてもできます。ふと気になる言葉をメモして、一人で近所を歩くのも、どこかのカフェに入ってその浮かんだ言葉に意識をむけて、何が湧いてくるのか、どんなことを体験するのかを楽しんでみることができます。
もしもよかったら、試してみてください。
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
★お知らせ★
8月27日㈰「気づきの泉」ズーム
9月10日㈰「立ち止まって観る」ワークショップ 田園調布せせらぎ館
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