こんにちは。
写真は巻き貝の一種なのだと思います。同じ形が何度もらせん状に繰り返されて、最後には美しい貝を形作っています。
つる状にくるくると伸びる植物から、銀河の巨大な星雲まで、似たようならせん状の形を私たちは目にします。
なぜらせん状なのかは分かりませんが、この繰り返し同じ形をとること、それでいて、全く同じ所に渦を巻くのではなく、少しづつ前に進むような、少しづつ大きく膨らんでいくように成長することには、大自然の摂理が関わっているように思います。
ところで、私たちは日常の中で何か障害(失敗や思い通りにならないことが起きた時、人から中傷されたとき等)に出くわすと、気持ちが沈んで、急に自分に自信がもてなくなり、時には自己嫌悪に陥ったりします。
その瞬間は息が浅くなるほど、つらく、悲しいと感じることもあるでしょう。でも誰かに自分の話を聞いてもらったり、あるいは紙に書き出してみたり、気分転換に散歩したり、美味しい物を食べているうちに少し冷静になります。
そして自分の胸の中で思います。
「次回はもう少し注意をしよう」
「相手と関わる時、違うアプローチをしよう」
「自分をダメだ決めつけず、成功したところに光を当てよう」
「ここから何を学ぶべきか、考えよう」
など、小さな作戦を立てます。
これは大切です!
すぐに立てた作戦がうまく実行できなくても、すぐに気持ちが切り替わらなくても決してめげず、根気強く、この過程を繰り返してみます。
そのうち脳がこの作戦を覚えてくれるまで、粘り強く、まるでトレーニングのように取り組みます。
何ヶ月も、何年もかかるかもしれない。それでもいいではないですか?根気強く、気長にです。
あるとき気づいたら、障害やショックからの立ち直りが早くなっているかもしれません。「あらぁ、そんなこともあったねぇー」と言って笑えるようになっているかもしれません。
個人セッションを受けてくださる人ともよく、お互いに笑いながらこう言っています。「一生トレーニングですねぇ。死ぬときは、多少今よりマシになっているといいですねぇ」と。
気長に取り組んでいるうちに、いつしかこの美しい巻き貝のような芸術的な曲線を描いているのかもしれません。
とにかく気長に、そして自分の内側の灯火は決して絶やさないようにしてください。そして決して他人に、自分の内側の灯火を消させてはいけません。
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
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