こんにちは。
今月初めに、長野県佐久市に移住した友人宅にお邪魔をしました。目的は友人が始めた自然農で育てた作物の収穫体験をさせてもらうこと。
すごくおもしろかったです!何よりも面白かったのは、畑には農薬も肥料も使わず、なんと水やりもしない(さすが2週間以上雨のないときはやるらしい)、そして耕さない農法だということ!
害虫がついたときはどうするの?と質問したら「野菜本来の強さがあると害虫はつかない。薬や肥料で弱っているとつく。」という答えが返ってきた。
なるほどぉ。それは人間にも当てはまることだなぁ、と何か根源的で大切なことを思い出させてくれる答えでした。
ところで生物学者が「旧友仮説」と呼ぶ理論があることを知りまた。畑仕事や庭いじりなどで土が爪に入ったり、土を掘り返した場所で深呼吸をするだけで、有益なバクテリアに触れることができるそうです。
そういえば佐久でジャガイモ収穫(先のと別の畑)を手伝ったとき、土の軟らかさ、暖かさにびっくりしてしばらく触ってました。
人類は微生物とともに進化を遂げたのであり、人間の免疫システムや脳にとって、微生物は欠かせない相手である。そして文明国の現代社会でこの「旧友」=土と触れる機会のなさが、うつ病をはじめとする精神疾患のリスク増加に関係すると考えられている。=「旧友の喪失」(「スタンフォード式人生を変える運動の科学」一部抜粋)
この本を公園の芝生に腹ばいになってずっと読めたのは、土のバクテリアくんたちと仲良くしていたからかもしれない。(旧友と再会)
特に精神的に疲れたときやストレスがたまったときに、自然のあるところに行きたいと思うのは、ごく自然な、本能的な思いなのでしょうね。
「旧友に会いたい!」
元気になるし、そりぁ会った方がいいですよね!
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
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