車を買い換えようと思う人は町中で走るいろんな車種が目に入る。もうすぐ新米お母さんになる妊婦さんは、他の妊婦さんや赤ちゃんがしきりと視界に入る。
えっ、そんなの当たり前じゃないの?
いやいや、そこにはれっきとした脳の働きが関係しています。
たくさんある情報の中から自分にとって「重要」なものを選び出し、私たちの注意をそれに向けさせる役割を果たすRAS(網様体賦活系)というものが脳幹にあります。
自分にとって「重要」かどうかなので、それがポジティブなものか、ネガティブなものかは関係がない。何度かそのことに意識を集中させるとRASが活発化します。
実は、わたし3年前に座骨神経痛を発祥しました。(一時期は電車の座席に座ることが出来ないほどで、長い期間困っていました)今は治療とエクササイズのおかげで痛みはないはずなのに(身体の機能上問題はないと言われた)たまーにしびれるようなチクチク痛があります。
不思議なのは、楽しい時や何かに集中している時はそれを感じない。「完治しているにも関わらず、それでも感じる痛みは、脳が記憶している痛みです」と先生に言われた時はびっくり!(゚ロ゚)。
でもさもありなん。「またあの痛みが出たらどうしよう~」というわたしの「不安」な気持ちがRASを活発化しているんですね!そして脳が痛みを感じさせる。(..;)ひゃー、驚きました。
ということは、逆に言うと日常生活のなかで、少しでもいいことがあったらその都度心の中で(口に出すとさらに良い)「いいね!」「うれしい!」「たのしい!」「幸せ!」と意識することで、RASがそういう対象にむけて活発化するわけですね。
これは大いに試してみる価値ありだと思います。実際、幸福感の多い人は日常的に、ちょっとしたことにでも「うれしい」「よかったぁ」「ありがたいなぁ」と思っていると言われています。
そう思うから、RASがさらにそういう対象を見つけます。幸福とゴキゲンなことが次から次へとどんどん見つかっていきます。
ところで、最近あなたの意識はどこに向かう傾向がありますか?ちょっと止まって観てみてください。
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♬
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