こんにちは。
スピリチャル・カウンセラーの川本MEGUMIです。
先日、日本のベテラン女優さんのインタビューをテレビで見ました。
77歳、全身ガンを患っている身でありながら、次々と映画やテレビのお仕事をこなしていらっしゃいます。
この方が自分の家族について話された内容が印象深かったです。
ご自分のこども、そして孫には何も期待しないと話してました。(おそらくご主人にたいしても)
家族に対して「こうなってほしい」「ああなってほしい」と思ってしまうと、相手がそれに応えない場合に自分がイライラするでしょう?だから一切期待しないのよ。でも、みんな普通にまともに暮らしてますよ。変わっているのは私たち親の方。こう話して、周りから笑いを誘っていました。
赤の他人に何も期待をしないのは、まだできると思うのですが、自分の家族に対して何も期待しないなんて、なかなかできるものではないです。その境地に至るまで、色々とあったのかもしれませんが、究極の手放しをされている方です。
その言い方には一切嫌味な感じはなく、むしろ清々しい感じさえしました。こういう考え方の影響だか、わからないですが、この業界では珍しくマネジャーもつけず一人で仕事をこなし、精神的にとても自立した方という印象を受けました。
ところで、わたしには弟がいます。数か月前のことですが、弟がパソコンを新調したいというので、母がお金を渡しました。(この時点ですでに甘いのですが)ところが、事情は知りませんが、弟が未だにパソコンは買っていないことを知った母は、ぶつぶつ文句を言っています。
「せっかくお金を渡したのに、なんで買わないの?!」と、この話題になるたびにイライラした口調で私にこぼす母に対して、先の女優さんが言っていた言葉を伝えました。「期待しちゃいけないのよ」と。
母は、急に力が抜けたような表情で、「あら、そうねぇ」と反応。(笑)
「相手に対する期待」=「執着やこだわりを生む」のですね。
テレビのインタビューを見て、自分はどうだろうか?と自問するいい機会をもらいました。ちなみこの翌日、この方の出ている映画がカンヌ映画祭で最高の賞を受賞しました。おめでとうごいます。
今日も地に足をつけてゴキゲンにお過ごしください♪
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