こんにちは。
スピリチャル・カウンセラーの川本MEGUMIです。
前の職場では、よく地方都市への出張がありました。
2,3泊するときは持っていく荷物に気を使いました。
気温や天気が変わることを想定してカバンに詰める洋服を決めたりと、結構面倒な作業でした。そういえば、昔から「万が一に備えて」発想を持ってたことを今思い出しました。
小学生のころからカバンには雨具を、中学に上がってからは小さな裁縫用具キットを、いつも持って通学してました。突然の雨降りの時は、確かにパッと頭にかぶるビニールの雨具は役に立ったけれど、滅多に使うことはなく、単に安心のために持っていたような気がします。
前職で、後輩と大阪出張に行ったときのことです。
彼女は出張サイズのカバンもキャリーバックも持ってないので、「荷物は?」と聞くと「これだけです」とニコニコしながら手に持ってた中くらいのサイズの、ごく普通の茶色い紙袋を指しました。
聞けば、ホテルで洗濯するからこれで十分足りていると言います。
確かに、数日彼女と仕事をしたけど、お客様に対して失礼のない身だしなみをしていました。
その時は、「いやぁ、さすがに旅慣れているなぁ」くらいのことしか思わなかったんですが、今こうやって振り返ると、荷物の多さと自分の考え方は関係あるのかな、と思います。
もしもこうなったら、もしもああなったら、もしも、もしも・・
あははは、キリがないですね!
なんだかおかしくなってきました。
不測の事態に備えることは身を守る上で必要なことですが、それが行き過ぎると荷物も、頭も重くなってしまいます。何よりも「今この瞬間を味わう」ことが十分にできなくなります。
先ほどの後輩、その後人生でいろいろあったようですが、そのたびごとにパッと発想を切り替えて、元気にたくましく過ごしているように見えます。
この世での生を終えて、あちらの世界に帰る時は何も持っていけないのです。
お金も肩書も、洋服さえも。
持っていけるのは、この世での様々な体験によって得られた気づきや感動だけ、と言われています。
さぁーて、頭の中の荷物をちょっと見直そうかな。
今日も地に足をつけてゴキゲンな一日をお過ごしください♪
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